Kusatsu Higashi HS

本derful!

「文武両道で明日をつかむ!」

本derful!2024の取り組みについて

令和6年度(2024年度) 本derful!講演会

講師

  作家 宮島 未奈 氏

 『成瀬は天下を取りにいく 』 (宮島未奈:著 新潮社:刊)を読み、
 講演していただきました  

日程

  2024年12月12日(木)1・2年対象
  担当:第1・2学年 本ダフル委員会
  会場:栗東芸術文化会館さきら

生徒感想

◆宮島先生からの成瀬に対する思いだとか、どういういきさつで書いたのかなど、普段では絶対に聞くことがないことを特別に聞くことができて本当に良かった。3冊目が出るだとか秘密の情報を聞けて良かった。小説家の実態というか、職の大変さとやりがいを感じることができていい経験になった。
◆本ダフル委員を務めたおかげでとても良い講演を間近で聞けて良かった。作家さんの話を聞いたのは初めてだったけど、小説の中の話と作家さんの思っている理想の生活が別に一緒な訳ではないとか、色んな実際のところの話が聞けて面白かった。
◆本を読んだり、ネットで調べただけでは知れないことを作者本人から直接聞けて良かった。『成瀬は天下を取りにいく』が作られた理由とか、作者の伝えたいことを知ったことで、より作品を楽しめると思った。
◆どうやって『成瀬は天下を取りにいく』ができたのかが分かって嬉しかった。また、草津東が、本屋大賞を取られる前から声(講演依頼)をかけていたとは思わず驚いた。
◆僕が今回の講演会を通して良かったと思った点は、生徒からの質問コーナーが設けられていたことです。今までの講演会でも質問コーナーがあったのですが時間が少なく、1人、2人しか質問できなかったことが多かったです。しかし今回の講演では、10名ほどの人が質問できるほどの時間が設けられていたため良かったと感じています。
◆『成瀬は天下を取りにいく』の裏話が沢山聞けてとても楽しかったです。本が出来上がるまでにそれだけの苦労があったんだなあと知ることができました。続編も楽しみです。
◆作者さんが17冠を取っている凄い人だとは知りませんでした。成瀬シリーズを書くにあたった経緯や、登場人物の感情、それに込めた思い、物語の背景などの聞きたかったことが本人から聞けて大満足でした。
◆『成瀬は天下を取りにいく』や『成瀬は信じた道をいく』の誕生秘話など知れて嬉しかった。成瀬ではなく島崎視点で書いているのは成瀬の性格を際立たせるためだった。成瀬は本当にいる人物なのか気になっていたので、”いない”と知って少しびっくりした。
◆成瀬ができたきっかけ、各登場人物の特徴もよく分かったので良かったです。また、小説を書く辛さ、今までの生い立ちも聞いて、シビアな小説家の現実を知れて良かったです。出版関連の仕事に就きたいと考えているので、作者と読者の懸け橋になるためにはどうすればよいか考えるようになりました。
◆想定していたよりも食い込んだ話が聞けておもしろかったです。色々な過程を経て、あの物語が作られたと思うとなんだか大きなパワーを物語から感じました。物語が作られた背景と物語を結びつけるのはフィクションが壊れる気がして無粋な行為だと思っていましたが、何がこの力強さを作り出しているのかを調べる行為でしかないと気づけて良かったです。
◆宮島先生が話されていた、「人生何が起こるかわからない。だから生きることが大事。生きていればこの先いいことがあるかもしれない。」というのがとても心にきました。創作についても話されていて、自分も文芸部で小説を書いている身なのでとても勉強になりました。
◆話がどのようにできたのかが分かったのがおもしろかった。成瀬の明確なモデルがいないのはとてもびっくりした。作者の中のイメージや周りの人のエピソードが合わさって成瀬というすばらしいキャラクターが誕生したのだと知れて嬉しかった。
◆作品を作った経緯や、登場人物、題名の付け方を知れて良かった。特に、登場人物の性格などを読者に伝えるために、その周りの人々の発言などで工夫していることに、すごいと思った。読者はもっと続きを読みたいと思うが、その裏では、筆者は、とても苦労していることも知れて良かった。
◆質問コーナーの時にこちら側から質問するだけでなく、宮島さんの方からグッズのアイディアを聴衆に質問されるという、なかなかない機会に恵まれたことに驚きです。続編もぜひ買って読んでみたいと思いました。
◆いっぱい質問できて裏話とかが聞けて良かった。今後の生き方とか参考にできるところがあって人生を楽にすごせる考え方を知れたのが良かった。「千里の道も一歩から」という言葉を宮島さんが大事にしているように、私も大事にしたい言葉を見つけたいと思った。
◆『成瀬は天下を取りにいく』の話がどのようにしてできたのかや、どういう人物でどのようにキャラクターが誕生したのか、など興味深い秘話が聞けてとても面白かったです。細かい設定などを聞くともう一度読み返したくなり、続編やグッズも楽しみになりました。
◆『成瀬は天下を取りにいく』の細かいところまで宮島先生から聞けて嬉しかったです。先生が登場人物の声が聞こえて、それを文字にしているとおっしゃっていたのがとても印象的でした。先生が小さいころに偉人の伝記が好きだったとおっしゃっていて、自分も同じように伝記を読んでいたのでとても親近感が湧きました。表紙の成瀬の手相についても初めて知ったので知れて嬉しかったです。本当によく考えられて作られているんだとあらためて感じました。
◆今回の講演を聴いて一番印象的だったのは、成瀬にはモデルがいないということです。主人公を変わったキャラクターにしようと思いついても、どんな風に変なのかや、他の人にはない特徴を考えるのは相当難しいと思ったからです。また、2章のMー1のネタを先生自身が考えていらっしゃるのも驚きました。私はこの章が一番好きで、島崎と成瀬のお互いの変なところが表れているのがポイントだと思います。
◆小説を書くことを一度はやめてしまっても、またやってみたいと始め、文章を書くことは難しいが書き続けたことが本当にすごいなと思ったし、私もこれから好きなことでも、得意なことでもいいからすぐにあきらめず努力し続けられるような人になりたいと思いました。成瀬の性格をこまかく表現するためにさまざまなことを工夫されていて、話の内容が深まりとてもおもしろかったです。
◆本を作る過程や、作者の心情を知る良い機会になりました。質疑応答の時間はとても楽しかったです。ただ、本を詳しく読めていないから質問を考えることができませんでした。宮島先生の人生を聞けたりしたのはすごく興味深かったし、自分は大学に行かない進路を考えていたけど、大学も面白そうだなと思いました。自分も小説や論文を書くときにどう考えを言葉に表すか楽しみながら書きたいと思いました。
◆宮島さんへ質問をする機会があった時に、あまりできなかったのでもっと本を読んでおけばよかったなと思いました。本ができるまでの期間やイラストがどう作られているのかを聞くことができて良かったです。貴重な体験をすることができた。
◆実際、作者にお会いしてお話を聞くことは初めてだったので新鮮でした。小説を書く人は、文章がスラスラ思い浮かんでくるものだと思っていたので、とても苦労していることを知って驚きました。また、作者の高校生時代のお話を聞いて、将来何があるかわからないと思いました。この先自分のやりたいことをしていきたいと感じました。
◆本を実際に書いている人が来てくださり、その本について直接話すことができるというとてもおもしろく、貴重な経験をさせてもらえて良かったです。本を読むということがあまり好きではなく、読む気というのもあまり起こらないのですが、表紙の成瀬が横顔の理由がキャラクターを少しでも読者に想像してほしいからなど、読むだけではない部分の話を聞けたことで、より手にとって読んでみたいし、おもしろそうと感じました。
◆自分は小説家や作家を目指している訳では無いけれど、宮島さんの話を直接聞くことが出来て、本を書いていく流れやキャラクターをどう考えるかなど、小説を書く難しさというのが凄く伝わってきました。作者の方が実際に来て話をしてくれるというのは、それだけで凄く価値のあることだなと思いました。
◆先生自身も、学生の頃は作家になれると思っていなくて、一度普通に働いてから、もう一度本を書き始め、作家になったことを知り驚いた。本についての細かいことや、成瀬のグッズについてなど、貴重な話が聞けて良かった。
◆本を読むことは多いけど、本を書いた作者の人のお話を直接聞ける機会はなかなかないし、自分は初めてだったので、興味を持って楽しく聞くことができた。また、『成瀬は天下を取りにいく』の裏バナシや、成瀬の性格があんな風な理由など、聞けない話を知れて、うれしかった。
◆まず、出身が滋賀だと思っていたので、大人になってから滋賀に住むようになったと聞いて驚きました。経歴について、昔からノートに小説を書いて仲の良い友達に見せていたり、小説を書くのをやめてもブログを書いていたと聞いて、やっぱり賞を取るような人はずっと文章を書いているんだなと思いました。高校に行くのが嫌だったというのが意外でした。趣味について、気が紛れて時間がつぶれるなら何でもいいと言っていて、自分にはない考え方で、取り入れたいと思いました。プロの作家の、本をどういう風に作っているのかの話は、とても興味深くて、聞けて良かったです。本一冊分の執筆期間が半年くらいと聞いて、思ったより短いと驚きました。また、「成瀬」がどうやってできたのか、着想から聞くことができたのも良かったです。尊敬する作家として挙げていた豊島ミホさんも少しだけ知っていたので、なんだか嬉しかったです。
◆作家になられた過程をこまかく教えてくださって、とてもおもしろかったです。「未来はどうなるか分からない」という言葉で勇気をもらった。高校時代のお話を聞くことができて、作家さんの人生は自分とは全然違った人生でおもしろかった。
◆とても有名な作家さんからの貴重なお話を聞けてとても嬉しかったです。以前、『成瀬は天下を取りにいく』を読んで、発想がとても豊かで、性格が少し変わっている成瀬のお話がとてもおもしろくて、いつも小説が読み切れない私でも最後まで楽しく読むことができました。それも講演会を聞いて読みやすいように工夫していると聞いて納得できました。講演会で逆に質問されるのは初めてで、とても面白かったです。
◆宮島さんが来られると聞いてから、楽しみにしていたので講演会を聞けてとても良かったです。言いたいことを簡潔にすらすら言えるのがすごいなと思いました。宮島さんも、高校時代がとてもいやだとおっしゃっていて、親近感を感じました。宮島さんの本を読むと、とても分かりやすく、話がすっと入ってくるのは、宮島さんが意識して書いた結果だと聞いて、すごいなと思いました。宮島さんのお話を聞いて、未来は分からないと改めて感じました。新作がとても楽しみです。
◆堅苦しい雰囲気でなくて、自由に本音でお話をされていたところが印象に残った。お話を拝聴している内は、「多くの賞を受賞されている方なのだな」程度に考えていたが、帰宅した後に“本屋大賞”という賞について調べてみると、何度か目にしたことがある本がいくつもあって、より貴重な経験であったと実感できた。
◆大賞を受賞されてから(依頼が多くなり)、講演の話をほとんど断っていると聞いて、とても貴重なお話をしていただけたのだと改めて強く感じた。普段からあまり本を読むことのない私からしても、参考になるような考え方を聞けてとても良い機会になったと感じる。
◆先生の高校時代や、どのように小説を書くことにいたったか、知ることができて面白かったです。元々から小説を書くことは好きとおっしゃっていましたが、小説家になろうと思ったのは、かなり後だという話を聞き、驚きました。宮島先生が成瀬と友達になりたいかと聞かれたとき、なれないと思うとおっしゃって、作者と小説のキャラとの関りがとても面白かったです。また、先生でもすぐにアイデアは思い浮かばず、悩むことがあるということを知り、すごい人でも苦労はしているんだと感じられました。
◆宮島先生の生い立ちや高校生時代のお話、『成瀬は天下を取りにいく』ができた経緯や着想を得たきっかけなどとても貴重なお話をたくさん聞けて本当におもしろかったし、興味深かったです。先生のお話の中で特に印象に残ったことは、先生が「高校はあまり楽しくなかった」とおっしゃっていたことです。その続きのお話で、「どれだけ辛くて苦しくても人は生きていかなければいけないから、ゲームなどで息抜きをしても良いから、高校生は勉強をするのが一番良い」という様な言葉が心に残りました。
◆成瀬の誕生エピソードとか、これからのこととかを聞けて楽しかったです!講演会、はじめはピンときてなかったけど、聞いている側も質問して盛り上がっていたので、楽しかったです。
◆『成瀬は天下を取りにいく』の知らなかったことや、どうやって誕生したのかを知ることができて良かったです。続編も読みたいと思いました。表紙の成瀬が天下取りの手相があると知って、そんなところもこだわっていることが分かり驚きました。
◆学生の頃の話など身近に感じる話や、本ができるまでの話などなかなか聞くことができない話を聞くことができて嬉しかったです。グッズなどの案も優しく聞いてくださり、楽しい講演会でした。
◆元々題名は決まっていて、そこに合うようにできていたのがすごく興味深かった。静岡を中心として書こうと思っていた時期があったのを聞いて、少しのアイデアの違いで、作品が大きく変わるのを知って驚いた。成瀬は、1人のモデルがいたのではなく、いろいろな人の人生が混ざって構成されているのを知った。
◆小説家の人は小説がスラスラと書けるものだと思っていたので、書くのが苦しいと聞いて驚きました。小説家も職業なのでつらいこともあるし、そういう面では会社員と同じだとおっしゃっていて、たしかにそうだなと思いました。『成瀬は天下を取りにいく』の裏側をたくさん聞くことができてすごく嬉しかったです。この講演会を聞いて、またもう1度読み直してみたいと思いました。
◆作者さんの成瀬に対する思いとか、元々は滋賀じゃないところを舞台にしようとしていたとか、たくさんの裏話が聞けて、聞いていてとても楽しかったです。今回の講演会を聞いて、もう1回『成瀬は天下を取りにいく』を読みたいなって思いました。漫画も発売されたと聞いたので、漫画版も読みたいなと思いました。
◆作家という職業について、いろいろと興味をもっていたので、宮島さんの話を聞くことができ、とても嬉しかったです。『成瀬は天下を取りにいく』という本がどのようにして生まれたのかや、宮島さんの経験談などを聞いて、とても興味深いなと感じた。
◆どんな気持ちで本を書いているのかや、どのようなかんじで本が完成するのかを知れてとても貴重な経験ができたなと思いました。質疑応答の時間がたくさんあり宮島さんとコミュニケーションがとれていて良かったなと思いました。
◆宮島さんの貴重なお話を聞くことができて良かったです。実は宮島さんは最近まで主婦だったということにとても驚きました。質問もたくさんの人がしていたり、グッズの案もたくさん出ていて、とても良い講演会になったと思います。

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本derful!2022の取り組みについて

令和4年度(2022年度) 本derful!講演会

  『 文具に恋して。 』

講師

  文具ソムリエール 菅 未里 氏
 「仕事を効率化するビジネス文具」「文具に恋して。」(生徒各自が選書)を読み、講演していただきました  

日程

  2022年12月16日(金)1・2年対象
  担当:第1・2学年 本ダフル委員会
  会場:栗東芸術文化会館さきら

生徒感想

◆私も内向的な性格なので、文房具が会話のきっかけになるっていいなと思いました。思い返してみると、小学校の頃、てんとう虫の形のかわったはさみを友達が褒めてくれた記憶があります。文房具には人と人とをつなげる力があるんだなと思います。最後の質問で、自分に合うノートをみつけてみてとおっしゃっていたので、探してみたいです。
◇あたりまえにある文房具が人生を変えるきっかけになるなんて、きっかけはどこにでもゴロゴロ転がっているなと思いました。話も学生に共感できるような話ばかりで聞いている側もすごく楽しかったです。
◆講演を聴く前までは、ただひたすら先生のお気に入りの文房具をプレゼンされるのかと思っていましたが、意外と文房具好きではない人にも通ずるお話で楽しく聞けました。
◇興味を持ったことや好きなことに進んでいくのが一番わくわくすることなんだろうなと思った。
◆文具の話がたくさん聞けるとわくわくしていましたが、他のことが多くてちょっとがっかりしたけど、先生の半生についていろいろ知ることができて良かったです。いま一緒にいる友達を大切にしようと思いました。
◇私も文房具が好きなので、今回の講演会はとても楽しかったです。私は一度文房具に関わる仕事をしたいと思ったことがありました。今、夢ややりたいことは見つかっていないけど、先生のお話を聞いて、もっと視野が広がりました。
◆文房具以外にも、今の私達の支えになるようなお話をしてくださり、ありがとうございました。特に今、進路がきまっていなくても焦らないという言葉が進路が全然決まっていない私の支えになりました。
◇いつもこのような講演会は寝てしまうのに、今回はずっと起きていることができました。先生のようなすごい人でも有名になる前は私たちと同じで、いろいろ悩んでいたり、自分と同じように内気な性格だと聞いて驚いたし、同時に親近感を感じました。友人のお話のとき、先生の悲しく悔しい過去や大切にしてほしいという切実な心がとても深くひびきました。
◆自分がどのタイミングで何を好きになり、何を夢見たりするようになるのかはまだわからないけど、そのときが来たら、と思うと少しわくわくする。自分の好きなもののための行動力や思いを見習いたいと思った。
◇共感を求めすぎることは、時に自分を傷つけることにもなるので注意が必要だと思った。文房具を通して人とのつながりが広がっていったのがすごいと感じたし、人と話せるきっかけはたくさんあると思った。
◆文具のことはもちろん、それ以外のすごくためになる話をしてくださってよかったです。人生はいろいろあるけれど、何とかなるさと教えてもらいました。
◇一番印象に残ったことは「ずるい言葉」や「二番目の悪者」です。ふりかえると、「~知らんけど」などで、不確かな情報を流していたので気をつけていこうと思いました。
◆今まで考えてこなかった本を読むことの意味などを教えていただきました。また、おすすめの文房具などをおしえていただき、ぜひ使ってみたいと思いました。この講演会の話を家族にもしたいと思います。
◇もっと文房具について、どんなものがあるか、どんなものがオススメかきいてみたかった。
◆好きな仕事をしておられる人は輝いて見えました。僕も自分が好きなことを仕事にしたいと思いました。
◇菅先生のおすすめのボールペンは私が使っているものでうれしくなりました。菅先生の話を聞いて周りにいる友人を日々大切にしようと思いました。
◆文房具で人とつながれるなど、新しい世界について知ることができました。
◇講演会の前は文具についてだけのお話かと思っていたが、生きていく上での話とか、ちょうど進路についてとか、少しでも心が楽になったり、自分も考えさせられるようなことを聞くことができて、ためになったし、そのような生き方もありなのだなと、まだ将来の夢がはっきりしていなくてもいいのだなと思わせてくれたのがよかったです。

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本derful!2021の取り組みについて

令和3年度(2021年度) 本derful!講演会

  『 緋色のマドンナ 』

講師

  陶芸家 神山 清子 氏
 「緋色のマドンナ」「母さん、子守歌うたって」(生徒各自が選書)を読み、講演していただきました  

日程

  2021年12月16日(木)1・2年対象
  担当:第1・2学年 本ダフル委員会
  会場:野洲文化ホール(シライシアター野洲)

生徒感想

◇どんな状況でも前向きに生きることの大切さや、勇気を持って行動していくことの大切さを知りました。18日間も物を焼き続けるのはすごい労働力だなと驚きでした。
◇これまでの人生経験を聞かせていただいて、思いやりを持って人のためになることをしていこうと思いました。
◇戦後の生活がどれだけ大変だったかを知ることができました。今、元気よく生活できていることに感謝したいです。
◇毎日不自由なく暮らせていることは、とても幸せなことだと思いました。幸せに暮らせていることが当たり前だと思っていることが最近多いので、感謝しないといけないと思いました。
◇「好奇心を持っていろいろなことをしなさい」「自分を大切にしなさい」「他人を思いやれる人になりなさい」「私の父のように、学生時代に頑張って得た知識が子どもの役に立つかもしれないから、たくさん学びなさい」「SOSを出せるようになりなさい」これらの五つの言葉が響きました。この先の人生にも通じることだなと思い、忘れずに生きていきたい。
◇自分の人生は自分で切り拓いていくものだと改めて感じた。
◇読んだ本やドラマでは感じ取れなかった神山さんの人生や考え方を聴くことができて良かった。今の私たちにも当てはまる、ちょっとの勇気を私も出してみようと、話を聞いて思いました。
◇戦時中の人々の生活の苦しさについての話をたくさんされていて心が苦しくなった。また、女性陶芸家としての心構えなどを知って、僕もこれからぶつかるたくさんの壁を、好奇心を持って乗り越えていこうと思いました。勉強や部活のモチベーションが上がるとてもいい講演会でした。
◇戦時中は生きるのに必死で、今の僕の生活では考えられないくらいの大変なことがあったのだと思います。これから自分は、今生きていることはありがたいことだと思って生きていきたいです。
◇いつも今やっている勉強は何か将来役に立つのかなと思ってたけど、どこかで何かにつながってくるんだなと思った。新しいことをしようとするとき、勇気が必要だけど、その勇気を出すのが難しいと思ったし、それをできた神山さんはすごいと思った。残りの人生で困っている人の話を聞く(相談にのる)という人助けをしていきたいと思えるのはすごいなと思った。
◇とても感動しました!どれだけ過酷な中でも生きることを諦めない姿に感動しました。これからの自分の人生に少しでも参考にできるようにしたいです。
◇実際にスカーレットのモデルになった人の話を聞くことができて良い機会だった。神山さんは当時珍しかった女性の陶芸家としてたくさんのことに挑戦された経験から、私たちにも失敗を恐れることなく挑戦してほしいと言ってくださるのだなと思った。
◇たくさんの苦労があったとしても、色々なことに挑戦していくことが大切だと思いました。色々な経験をすることが自分にとって大きな財産になると思いました。
◇好奇心を持って、何事にも取り組んでいきたいと思いました。
◇厳しい人生を歩んでこられたはずなのに、ボランティア活動など他の人の役に立つようなことをされていてすごいと思った。「勇気が必要だ」とおっしゃっていて、自分も勇気をもった行動をしたいと思った。
◇講演を聞いて、誰かに支えてもらわないと一人では生きていけないということが心に残りました。私も支えてくれている家族に感謝しながら生きていこうと思いました。
◇「今の自分があるのは、支えてくださる人がいるから」という言葉がすごく印象に残りました。ありがとうと言ってもらえることを一つでも残すという生き方もかっこよくて、さすがだなと思いました。自分もその考え方で、これから生活で意識していきたいと思いました。
◇神山さんが言ったとおり、たくさん本を読みたいと思いました。自分ひとりで生きているのではないと理解し、周りの人に感謝しようと思った。自分のやりたいことに全力で取り組みたいと思った。
◇「人生はささやかな優しさで出来ている」という言葉が印象的でした。私も誰かからもらった親切を還元していける人になりたいです。
◇滅多に聞くことのできないお話を聞くことができ、大変良い機会だった。事前に神山さんについて調べて、神山さんに関する本を読んでおくと、より楽しんで話を聞くことができた。
◇朝ドラ「スカーレット」を見ていたからとても内容が理解しやすかった。ドラマに出てきていた陶器が置いてあって感動した。
◇本を読むことの大切さがわかった。たくさんの知識をつけることで自分の夢の幅もさらに広がるし、やりたいことをどんどん見つけていこうと思った。
◇たくさんの辛い過去の中で、前向きに生きる姿勢がすごくかっこいいと思ったし、夢に向かって諦めずに進んで行けば絶対に報われるということを学んだ。
◇自分は一人で生きているわけではないから、感謝しながら生きていきたいと思った。私も誰かを支えられる、必要とされる人間になりたいと思った。
◇本を読む習慣がなかったけど、空いた時間に読みたいと思いました。
◇書くことが大事だと言われていたので、なんでも書き写していこうと思う。
◇本には書いていない内容も話してくださって、人生の先輩としてすごく尊敬できる方だなあと思いました。実際に陶器も見られて良かったです。
◇「人は一人で生きていけると思ったら大間違い」という言葉が特に印象に残りました。その言葉を聞いて改めて実感したので、周りへの感謝を忘れずに日々生活していきたいと思います。
◇修学旅行で行った佐世保があんなに世界的に有名だったなんて知らなかった。
◇スカーレットを見ていたので、実際のお話を聞いて、作り話ではなく本当にすごい人生を送ってこられたのだと思いました。
◇陶芸家になるまでのお話や、陶芸への思いを知ることができて良かったです。陶芸を作っている時間をとても楽しんでいるようなことが伝わってきました。
◇神山先生の話を聞いて、「人との関係」「本を読むこと」の大切さを改めて感じた。

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本derful!2020の取り組みについて

令和2年度(2020年度) 本derful!講演会

  夢を追うということ

講師

  小説家 今村 翔吾 氏
 著書(生徒各自が選書)を読み、講演していただきました  

日程

  2020年2月8日(火)1・2年対象
  担当:第1・2学年 本ダフル委員会
  会場:野洲文化ホール(シライシアター野洲)

生徒感想

●最初は小説家の話なんて別にいいやと思っていたけれど、本当に成功する人がどんな人なのかということを直で見れたのでうれしいです。口だけでなく行動がともなっている人はかっこいいと思った。
●今村先生の身をもって体験したことを聞けてとても貴重な経験になりました!!特に「20~30代にチャンスやと自分で思えるときが絶対来る。そのとき動くかどうするかが鍵や!!」みたいな言葉が胸に刺さりました。
●私は全く小説に興味がなく、小説家の講演なんていいと思っていました。小説家というと賢そうな人が多いというか、プライドが高いというか、きっちりした人が多そうなイメージですが、今村先生は小説家というより近所の何でも相談を聞いてくれるおじさんみたいで、小説家っぽくない小説家だなと思いました。それに、「努力は決してむくわれる訳ではない」という、一般の大人が言いそうな言葉の逆を言っておられて、私は正直うれしかったし、話も入ってきやすかったです。
●今村先生がはじめから小説家を目指していたわけではないということが、あまり夢がしっかり持てていない自分にとって安心した言葉だった。
●自分には将来の夢があまりなくて、最近そのことにずっと悩んだり、まわりの人に「なにになるんー?」とか聞いたりしてたけど、今村先生の「夢はまだなくていいねん」の言葉がすごく響きました。夢がいつ急にできるか分からないし、チャンスがいつきてもいいように、今できること(勉強!部活!)を思いっきり頑張ろうと思えました。
●どんな質問にもはぐらかさずに答えてくれて、優しい人でおもしろい人だなと思いました。お金の質問にしっかり答えてくれたのは初めてかもしれません。話し方で心にすっと入ってきて、小説家の人は文章だけでなく喋りも達者なんだなと思いました。今村さんが書いている小説に興味を持ちました。
●将来の夢というか、やりたいことを両親と話し合ったばかりだったので、ものすごくタメになりました。今成績が悪いやつでも今から頑張ったら夢は叶うと言ってくれて嬉しかったです。
●本とか全然興味なくて、夢もないので、睡眠時間にしようと思っていたが、今村さんのしゃべりがうまくて、とても楽しかったです。将来の夢をつくって、実現できるように頑張ります!
●好きなことを仕事にしなくてもいい、ということを聞いて安心した。今夢がなくてもできることを一生懸命やって、年が経った時に生かせるようにしておこうと思った。話がとても上手くて面白かった。

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本derful!2019の取り組みについて

令和元年度(2019年度) 本derful!講演会

  昔ばなしが発するメッセージ

講師

  小澤昔ばなし研究所
  所長 小澤 俊夫 氏
 著書『こんにちは、昔話です』を読み、講演していただきました。
 

日程

  2019年12月6日(金)1・2年対象
  担当:第2学年 本ダフル委員会

生徒感想

●普段忙しくて堅苦しいことが多い毎日の中で、小澤先生の話は心あたたまる話ばかりで久しぶりに落ち着くことができました。特にモミの木が意志をもって元に戻るように、みんなも元に戻ろうとするという話や、三年寝太郎の今は眠たい時でもいつか起きるという話を聞いて、私も強く生きようと思いました。
●小澤先生が言っておられた「戦争は人を狂気にする」と言う言葉は絶対に忘れてはいけない事だと思ったし、僕たちの世代は戦争を体験していないので、この言葉は受け継いでいくべきだと思いました。
●先生がとても楽しそうに話をしてくださったので、こっちまで楽しい気持ちになれたし、興味がもてました。
●昔ばなしが私たちに伝えてくれているメッセージはとてもすばらしく、私たちが生きていく中で必要なものだと思いました。戦争の話も聞けてためになりました。戦争は絶対にしてはいけないと強く思いました。今日の話をこれからの生活に生かしていきたいです。
●話し方がとても悠長で、聞いていてとても安心するような気持ちになって無意識に聞き入ってしまいました。やまんばの昔話も、頭の中で想像しながら聞いていて単純におもしろかったです。
●人生は怖がることを探しているというのが印象に残りました。勉強や部活で不安なことがたくさんありますが、一つひとつ乗り越えていきたいなと思います。
●本当に心にくる話だった。特に若者のことをよく考えてくださっているということが分かった。若者はなろうとしている形があるという言葉に心を動かされて、こんな自分だけど、ちゃんと「芯」があるのかなと思え、少し自信がつきました。また、戦争の話も印象的で、「戦争は人を狂気にする」ということや、実話も聞いて本当に戦争はしてはいけないと思いました。今も、世界のどこかで戦争はされているという事実に悲しく思っていると同時に、無くなって欲しいと強く願っています。
●実際に昔話を耳で聴くことで、昔話にあるリズムがよく分かりました。将来、子どもに昔話を聴かせる時は、本当の昔話を本当のリズムで読んであげたいと思います。
●昔話の読み方が、これから変わっていくと思います。子どもにいつか関わる時、小澤先生のお話を思い出したいと思います。
●私の人生は、昔話の登場人物ほどは過酷ではないと思うけれど、昔ばなしが伝えるメッセージのように「強く生きる」ことを大切にしていきたいと思います。
●”昔話は語られている時しか存在しない。”という言葉と”愛されていること、信頼されていること、価値を認めてくれることを求める”という言葉に感動しました。もっと昔話を読んでみようと思えました。
●自分がこうありたいという姿はみんなにあるもので、大切にしていくべきものだと思いました。
●子どもの頃は昔話を普通に読んでいたけれど、今読んだら昔話の伝える意味やメッセージが感じられるのかなと思いました。先生ご自身とも話せて本当に楽しかったです。
●語りでの昔話を聞いて、状況や人物をイメージして聞くことのおもしろさを知ることができました。
●昔話は自分の想像していたより、あまりにも壮大でこんなに色々な要素が含まれているものかと、もっと昔話を読みたくなりました。今使われている言葉の元となった話や人間達の自然との関わり方や進化、話のリズムがどの話にもあるという話を聞いて、昔の人がおもしろ半分でふと語っただけの話かも知れないのに、偶然であってもこんなにすごい事がおこり、今の私たちに話し語り継がれているのだから、私たちも形を変えずに次の世代に伝えていきたいと思いました。
●モミの木のお話がすごく心に残りました。私は私らしく生きていこうと思えました。今すぐは無理かもしれないけど、自分らしく、なりたい自分に向かって頑張って今日も生きていこうと思います。
●昔話は日本の伝承していくべき文化だと思いました。私も大人になって子どもに昔話を話す時は、形を変えずに伝えていきたいです。
●昔話は人の成長とつながっているし、子どもの時だけに読んだりするものではなく、大きくなってからもいろんな事を学べるんだと思った。
●なりたい自分を想像し『強い意志』をもつことが大切だと思った。

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本derful!2018の取り組みについて

創立40周年記念行事 本derful!講演会

  ロボットとは何か ~人の心を映す鏡~

講師

  大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻
  特別教授 石黒浩 氏
 著書『ロボットとは何か』を読み、講演していただきました。
 

日程

  2018年12月7日(金)1・2年対象
  栗東芸術文化会館さきら 大ホール
    担当:第2学年 本ダフル委員会

生徒感想

●私たちが生活をしていくうえで、必要不可欠になったロボットとの付き合い方を考えていきたいと思った。これから10年先、ロボットと私たちの関係はどうなるか分からないが、私たちの生活を支えてくれるものになってほしいと思った。
●私は講演を聞いて、ロボットに対する考え方が変わりました。私は、ロボットがどんどん進化していき、人間の仕事を奪っていくようなマイナスのイメージをもっていたけれど、ロボットは人間の生活に欠かせない重要な役割を持っていることを知り、プラスのイメージをもちました。そして、ロボットは人間の身近な存在になってきていると思いました。高齢化社会が進んできている現代の中で、もっとロボットが人間にとって便利な存在になってほしいと思います。
●ロボットというのは、機械的なものだけをイメージしていたが、今回の講演でロボットにも多様化が必要なことが分かった。将来、自分の体が機械化したとしても、その姿形が自分自身で決められるなど、どこか遠い未来の感じがしたが、とても夢のある話で自分も将来何か目的をもって一つの大きなことを成し遂げたいと思いました。
●人間は日々技術を発展させていて衰退することはないと言っておられましたが、アンドロイドやロボットが発達しすぎると、いずれ人間の居場所がなくなってしまうのではないかと思いました。あまり世の中が便利になりすぎると「生きている」実感がなくなると思いました。自分達で自分達を苦しめていないか、すごく考えさせられる講演会だと思いました。
●医学や教育などの偏差値が逆転すると聞いてびっくりしました。また、今までロボットの事をよく知らないで決めつけていた部分もあったので、今回ロボットの可能性を聞けて良かったです。
●マツコ・デラックスのアンドロイドは以前テレビで見たことがありました。他にもいろいろな芸能人のアンドロイドがあると知り、おもしろいなと思いました。脳の研究の内容が凄く難しそうだと思いました。アンドロイドがこれからどのような場面で活躍していくのか楽しみです。
●ロボットと心が深くつながっているのがとても興味深かったです。また、進路についてもお話しされたことはとても参考になりました。
●英語の教科書に載っていた人がまさか自分の目の前にいることに驚きました。アンドロイドがそっくりすぎて本物がどちらか分かりませんでした。今日は、そのロボットについて、そして勉強になったこともたくさんあったので良かったです。
●一つひとつの言葉がとても分かりやすくて聞きやすかった。理解が追いつけるように話されていたので、きちんと頭の中で整理できた。できればアンドロイドも見たかったが、それは見に行けば良いので、石黒先生本人に会えて嬉しかった。
●ロボットは今後の私たちの生活の一部になり、かなり重要なものだと分かった。しかし、それと同時に自分が将来やりたい職業がなくなることがあるのは怖いなと思ったし、ロボットやAIによって生活が便利になると同時に、今まであった人とのかかわり(スーパーのレジや受付とか)が無くなり、他人にますます関心を持たない世界になってしまうのではないかと考えました。
●ロボットと人間がつながっていることがとても不思議だが、しかしそのことを使うと人間のことがよく分かるようになるのだと思いました。先生のおっしゃっていた「ロボットに興味があるなら、人間にも興味がなければならない」という言葉は、学問というのは一つの興味では成り立たず、いろんなことに興味を持つべきなのだと思いました。大学で自分の興味のあることを学べるのが楽しみです。
●もしロボットに気持ちが生まれたら、人権的なものは与えられるのかが気になりました。
●最初はロボットの話をされるのだと思って講演に臨みましたが、ロボットだけじゃなくてむしろアンドロイドを作ることで人間を知るという、とても面白いお話だった。「人間とは」という私も何度か思ったことがある疑問が大きく取り扱われていて、とても興味を持ちました。他にも石黒さんが思いついた、色々な世界にあふれている問題に対する答えを聞くことができて、自分の中にある考え方の限界を超えることができたような気がすると思った。私がたまに考える答えが無数にあって見つけるのが難しい問題を石黒先生に聞いてみようかと思ったけれど、自分で深く考えて答えを出すことに意味があるのかもしれないと考えた。
●講演をきいて自分の想像力がいかに狭いことを知った。石黒先生の想像力は広く豊かで、自分と色々見方が違うんだろうなと感じた。ロボットと人間の違いは、やっぱり感情や親しみやすさなどがあると思った。

本derful!2018【PDF版】

本derful!2017の取り組みについて

演題

プロフェッショナルの言葉 ~夢を持って生きる~

講師

小松 成美 氏
 真摯な取材、磨き抜かれた文章には定評があり、数多くの人物ルポルタージュ、スポーツノンフィクション、インタビュー、エッセイ・コラム、小説を執筆。
 第一線で活躍するノンフィクション作家。
 1962年、神奈川県横浜市生まれ。日本大学藤沢高等学校卒業。専門学校で広告を学び、1982年毎日広告社へ入社。放送局勤務などを経たのち、作家に転身。
 生涯を賭けて情熱を注ぐ「使命ある仕事」と信じ、1990年より本格的な執筆活動を開始する。
 主な作品に、『アストリット・キルヒヘア ビートルズが愛した女』『中田語録』『中田英寿 鼓動』『中田英寿 誇り』『イチロー・オン・イチロー』『和を継ぐものたち』『トップアスリート』『勘三郎、荒ぶる』『YOSHIKI/佳樹』『なぜあの時あきらめなかったのか』『横綱白鵬 試練の山を越えてはるかなる頂へ』『全身女優 森光子』『仁左衛門恋し』『熱狂宣言』『五郎丸日記』『それってキセキ GReeeeNの物語』などがある。
 2014年9月、高知県観光特使に就任。
 現在では、執筆活動をはじめ、テレビ番組でのコメンテーターや講演など多岐にわたり活躍中。
 『虹色のチョーク』幻冬舎 2017年 がテレビで紹介されました。 ~オフィシャルHPより~

日程

2018年2月22日(木) 1・2年対象

生徒感想

●これまで色々諦めずに続けるということを意識して、様々なことをやってきたけれど、何かを成し遂げようとするにはそれだけじゃ足りないことが分かった。これからはゴールを明確にし、それを達成した更にその先のことを考えて努力していきたい。
●目標が達成できた。終わり。の人は伸びるに伸びきらない。努力を積み重ねることは大切なことだと改めて思った。無駄になってもいいから、色んなことに挑戦していくことはとても良いことだと思った。挑戦すればいずれ答えが出るだろうし、将来、何か迷ったとき決める一手になるかもしれないからだ。
●「誰でも人に伝えたいことが絶対ある」という言葉が印象に残りました。進路について悩むことも多いので、「誰のために何がしたいか」や「好きなことを追い求める」など心にストックできる言葉がありました。
●小松さんがインタビューしている一流アスリートや芸能人は大きなことを成し遂げているし凄いと思う。でも、自分の中で目標を達成することは、そのアスリート達が成し遂げたことと同じくらい価値があるんだと思った。
●他人のためより自分のために頑張る方が力を出せると思っていたが、他人を思うことによって自分では見いだせなかった力や情熱が湧くのだと思いました。
●最初から最後まで圧倒されました。小松さんの話し方や表現の仕方、取材された内容にとても驚き感動しました。「諦めない心」これを持つことの難しさや大切さを感じ「私もこの人たちのように生きたい」と素直に思いました。夢に向かって真っ直ぐでなくても、一歩ずつ進みたいと思いました。
●様々な有名人の方とお話をされた、力強い、思わず聞き入ってしまう講演でした。有名人との対話で見えてきた一般的な人と違うところ、同じく弱い人間というところ、そこから見えてくる強さというのを直接聞くことができて良かったです。
●熱かったです。伝えたいことが沢山あるということは、それほど自分の意志や考えを今まで生きてきた人生で培ってきたのだと思います。何が大事か何が必要なのか、自分で考えて生きていくという素晴らしさを学びました。自分の意志のないまま、ただ周りに流されて生きていくのは、せっかくの人生なのに勿体ないし、自分がやりたいことや大切にしたいことを見つけて、真っ直ぐに生きていきたいと改めて思いました。また、それを実行するためにも、自分が置かれている現状の中で、自分のベストを尽くし、後で後悔しないように毎日を過ごそうと思います。

本derful!2016の取り組みについて

演題

「先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています!」

講師

公立鳥取環境大学  小林 朋道 氏

日程

2017年3月23日(木) 1・2年対象

生徒感想

●私は授業で読んだイソギンチャクの話で先生シリーズにはまり、図書室でモモンガの話を借りたりしていた。だからそのときに疑問に思ったり、もっと知りたいと思っていたことを、今回小林先生がビデオなど詳しく解説してくださったので、内心とてもうれしかった。特にモモンガにフクロウの鳴き声をきかせるビデオを見て、あそこまで激しい逃げ方をしていたとは・・・と驚いた。
●本を読んでいた時とは違い、写真や動画を見ることができ、興味が出てきた。クモが少ししか違いのないコウモリの毛をすぐに選んでいたのが本当にすごいと思った。自分の興味のある分野を極めて仕事にできることはかっこいいなと感じた。最後に本ダフル委員さんの質問で、「どの生物が1番すごいですか?」ときいた時に、小林先生が「すべてです。」とおっしゃっていて、確かにその通りだと思った。とても良い話がきけて、良い体験になった。
●生物の住む場所、生まれた環境によって全然適応能力が違って、その生物にあった適応能力がしっかりつくのだと思った。その生物に不必要な能力は進化せず、一見退化しているように見えてもその生物からすると進化しているのだと感じた。いろいろ驚くことやおもしろいことがあって楽しかった。どの生物が上とかなく、その適応ごとで善し悪しがあるというような言葉が心に響きました。どこかで人が上であると自分が思っていたのが恥ずかしい。今回いろいろ知ることができてよかった。
●小学生以来、動物の話を聞く機会がなかったので、聞いていておもしろかった。また知らない動物の特徴を知れてよかった。お母さんやお父さんに話せる。目の錯覚の話が一番興味をもった。
●モモンガの映像がとてもかわいかった。フクロウの声をきいた時に瞬時に行動するというのを見て、本能ってすごいと思った。今回の話では、きいたことない動物もでてきて、私は動物がとても好きなので興味がわいた。
●動物の能力は、それぞれ違って生活していて、自然とそれぞれの能力になるということがわかった。崖の上で生活している動物と平地で生活している動物で実験結果が変わっておもしろかった。作者の話を聞くことができる講演会に行けることはあまりないので、経験ができてよかった。
●「動物行動学」は、単に動物の行動を観察し、調べることがすべてではないということがよくわかった。また最近は、器具や機械を使った実験が増えていて、人間の仕事がロボットに奪われてしまっていることが事実だけど、小林先生が仰っていたように、自分が自ら現場に出向いて動物や植物をみることで得られるひらめきやアイデアが大切なのだろうと思った。

本derful!2015の取り組みについて

目的

読書活動をとおして自己の内面と向き合うこと。
幅広いコミュニケーション能力と社会性を養うこと。

講師

たかのてるこ氏
「世界中の人と仲良くなれる!」と信じ、60ヵ国を駆ける旅人。映画会社・東映で18年間、TVプロデューサーを務めた後、2011年に独立。
世界の人々の魅力を伝える、ラブ&ピースな“地球の広報”として、紀行エッセイの出版、TV、ラジオ、講演、大学講師、旅グッズの開発など、幅広く活動中。
15万部超のベストセラーとなった代表作『ガンジス河でバタフライ』(幻冬舎文庫)は、旅立つ老若男女の“旅のバイブル”となり、主演・長澤まさみ×脚本・宮藤官九郎で、スペシャルドラマ化もされ話題に。(のちにDVD化)
著書は他に、イスラムの摩訶不思議なイベント、“ラマダーン”の体当たり体験記『モロッコで断食』、憧れのダライ・ラマに出会う までの道中、神秘的なチベット体験を綴った『ダライ・ラマに恋して』を始め、『サハラ砂漠の王子さま』『モンキームーンの輝く夜に』『キューバでアミーゴ!』『ジプシーにようこそ! 旅バカOL、会社卒業を決めた旅』(以上、幻冬舎文庫)『淀川でバタフライ』(講談社文庫)など、多数。

演題

「世界に恋して~自分らしく生きて、自分を好きになろう!」

日程

2016年3月17日(木)1・2・3限

過去の本derful!

本derful!2015

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本derful!2012