Kusatsu Higashi HS

学校行事 2019

    「文武両道で明日をつかむ!」

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令和元年度三学期終業式(文書配付)

校長メッセージ「"What to do?" マスクがなければ・・・・」

 例年になく暖かい冬が終わりを告げ、早くも桜の花が咲きはじめています。その一方で、私たちは今、世界規模での「新型コロナウイルス感染症」の拡大に大きな不安を抱きながら、3学期の終わりを迎えることになりました。学年末考査の途中から急遽、学校が休校となり、皆さん一人ひとりが、勉強や部活動などやりとげたいと思っていたことが中途半端になって、残念に思っている人も多いのではないでしょうか。
 感染防止のためにマスクを着用することが重要なのですが、皆さんも承知のとおり、日本中でマスクがなくって困っている状況です。マスクが手に入らなければ、皆さんはいったいどうすればよいのでしょうか?誰かが準備をしてくれるのをひたすら待ちますか??待っても誰かが用意してくれる見込みはありません・・・それなら、自分で作ってみてはどうでしょうか?例えばキッチンペーパー(不織布)を用いて、折り紙をするようにマスクのような形を作って、耳にかける部分も形づくりホチキスでつなげてみてはどうでしょうか。若い発想で皆さんが知恵を出し合って工夫すれは、身近な素材でかなりよいものがつくれるのではないでしょうか?
 昔の日本では、今のようにいろいろなモノが豊かにあったわけではありません。しかし、身近にある限られたもので工夫して生活をしてきました。モノがないから、誰かが用意をしてくれるのをひたすら待つという受け身の姿勢をこの機会に見直して、モノがなければ自分たちで知恵を出し合って工夫して創りだして生きていくという行動パターンに変えて(カエル)みませんか!
 今、日本には不安と停滞感、現実を直視しない楽観的な考えなど様々な思いが渦巻いています。悲観論や批判ばかりの人、危険を煽るだけの人もいますが、その多くが他人事として物事を捉えているように思われます。他人事として批判したり不満をいったりするのではなく、自分事として捉えて、自分が何とかできないか主体的に考えたり、行動に移したりすることが必要です。マスクだけでなく、この先様々なモノが不足したり、計画していたことが予定通りに進められなかったりすることもたくさん起こってくるでしょう。そのようなことも想定して、自ら考えてよりベターな方向に進んでいく。そのような行動パターンを、今回のことをきっかけに、皆さんが備えてくれることを願います。
 新しい学習指導要領では、情報化やグローバル化といった社会的変化が、人間の予測を超えて加速度的に進展するようになってきていることを踏まえ、複雑で予測困難な時代の中でも、皆さん一人ひとりが、社会の変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、自らの可能性を発揮し、多様な他者と協働しながら、よりよい社会と幸福な人生を切り拓き、未来の創り手となることができるようになってほしいという思いが込められています。
 4月から予定通り学校が再開でき、普段通り、皆さんの充実した高校生活が始められることを願って3学期終業の言葉とします。
令和2年 3月26日
滋賀県立草津東高等学校長
吉澤加寿子

第40回 卒業証書授与式

 3月1日、滋賀県立草津東高等学校 第40回 卒業証書授与式が行われ、体育科40名と普通科309名が本校を卒業しました。
 感染症予防のため、今年は在校生の出席はとりやめになり、送辞は映像で流されました。答辞の最後には、卒業生全員が「旅立ちの日に」を歌いました。
 また、前日には皆勤賞の53名と体育科優秀生徒2名が表彰されました。

学校長式辞「「Society5.0」未来社会を生きる皆さんへ!」

 例年になく、温暖な冬が終わりを告げ、柔らかな春の日差しが感じられるその一方で、私たちは今、世界規模での「新型コロナウイルス感染症」の拡大に大きな不安を抱きながら、今日の卒業式を迎えることになりました。皆様に感染予防にご協力いただき、規模を縮小してではありますが、保護者の皆様とともに、本日、滋賀県立草津東高等学校第40回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校にとって大きな喜びとするところです。
  卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。保護者の皆様には、お子様が立派に成長され、卒業を迎えられましたことに心よりお祝い申し上げます。
 さて、卒業生の皆さんは、世界が21世紀を迎えた記念すべきミレニアムに生まれ、そして今、令和の時代の第一号として、本校を卒業します。
皆さんが飛び立つ世界は、「Society5.0」超スマート社会とも言われる大きな変革期を迎えています。 「Society5.0」とは人工知能(AI)やあらゆるモノがインターネットでつながる(IoT:Internet of Things)、ロボットや自動走行車(ロボテックス)などの高度な先端技術が、あらゆる産業や社会生活に取り入れられ、社会のあり方そのものが劇的に変化していく時代です。私たちの生活も一層便利で快適なものになることが期待される一方で、「進化したAIが人間の仕事の大部分を奪ってしまうのではないか」といった不安の声も聞きます。人間としての強みはどこにあるのか、学びや仕事にどのように向き合って行けばよいのかという本質的なことが改めて問われています。
 今の私たちに必要なのは、どのような時代が訪れようとしているのかを冷静に見極め、自分が何をすべきかをしっかり考えることです。そのために本校では、国際社会全体が課題とする「SDGs」と関連づけてグローバルな視点で、皆さんが学習に取り組んだり人権や進路について考えたりする機会を大切にしてきました。
 先行き不透明で予測困難な社会の中で、豊かに生きるためには、前向きに変化に対処し、目指すべき社会像を皆で思い描き、実現していくことが重要です。私たちが目指すべき社会は経済性や効率性、最適性だけを追求した無機質なものではなく、あくまでも人間を中心として一人ひとりが、他者との関わりの中で「幸せ」や「豊かさ」を追求できる社会です。
 理想とする社会を実現するためには、まず、皆さん一人ひとりが、生涯にわたって常に自ら学び続けることが重要です。そして、他者を思いやり、多様性を尊重しながら、持続可能な社会を志向する倫理観、価値観をもって課題に対峙し、知恵を出し合い、よりよい解決策を見いだそうとする社会的なスキルを備えることが必要です。
 しかし、今、時代が求めているこのような資質や能力は、従来から本校が大切にしてきた教育理念と合致しています。ですから、皆さんは必要以上に心配することはありません。「文武両道で明日をつかむ」をスローガンに、皆さんが本校の3年間で励んだ様々な活動は、すべて皆さんを鍛えるためのものでした。限られた時間の中で、やりたいこと、やらなければならないことなどが盛りだくさんで毎日たいへんだったことでしょう。そのような中にあっても、皆さんは仲間と励まし合い、切磋琢磨しながら、挫けることなく、本日の卒業式を迎えることができました。このことを、これから進むうえでの大きな自信として、自らの人生をたくましく切り拓いて進んでください。
 最後になりましたが、御来賓の皆様、ならびに保護者の皆様には、3年間、本校の教育活動にご支援とご協力をいただき誠にありがとうございました。お子様お一人おひとりが、幸せな人生を歩まれますことをお祈りして、式辞といたします。
令和2年 3月 1日
滋賀県立草津東高等学校長
吉澤加寿子

体育科1年 スキー実習(1月20~23日)

 1月20日(月)~1月23日(木)3泊4日の日程で、1年生体育科を対象に長野県の白馬コルチナ国際スキー場において、スキー実習を実施しています。 

4日目

 最終日の23日(木)は雪混じりの雨が降る中での実習となりました。生徒たちは3日間の実習の成果を存分に発揮しながら楽しく滑走していました。最後の閉校式では実習修了証をいただきました。12時半に宿舎を出発し、18時過ぎに無事学校まで帰って来ました。
 4日間のスキー実習を通して、冬の自然に接する楽しさを味わうことができました。また、仲間と協力しながら生活を共にして絆を深めることもできました。 スキー実習を通して得たことを、今後の学校生活に生かしていきます。  

3日目

 3日目の22日(水)は昨日の天候が嘘のような晴天の中で実習に取り組むことができました。インストラクターの丁寧な指導により技能は上達し、より難しいコースにも挑戦する生徒たちの姿が見られました。19時から実施したナイター実習でも仲間と交流しながらスキーを楽しみました。  

2日目

 2日目の21日(火)は吹雪の中での実習となりましたが、生徒たちは元気いっぱい実習に取り組みました。時間が経つにつれ自信に満ち溢れた表情も見ることができ、非常に充実した実習となっています。
 

1日目

 本日は7時過ぎに学校を出発し、13時過ぎに宿舎のホテルグリーンプラザ白馬に到着しました。到着後は現地のスキースクール指導者による2時間ほどの実習を行いました。暖冬による雪不足も心配されていましたが、生徒たちも楽しみながらスキーを体験することができました。
 

全国大会出場クラブの壮行会が行われました(12月9日)

 本校より全国大会に出場する女子バスケットボール部、およびサッカー部の壮行会が行われました。
 両クラブの選手たちを全校生徒の大きな拍手により迎えました。生徒会長と学校長による激励の言葉の後、各クラブのキャプテンより全国大会に向けた決意表明を行いました。
全校生徒の拍手に迎えられ入場 各キャプテンよる決意表明 女子バスケットボール部(左)
サッカー部(右)
 <全国大会について>
○女子バスケットボール部
 第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会(WINTER CUP 2019)
 1回戦 草津東 VS 済美(愛媛) 12/23(月) 10:40~ エスフォルタアリーナ八王子
○サッカー部
 第98回全国高等学校サッカー選手権大会
 1回戦 草津東 VS 東久留米総合(東京) 12/31(火) 12:05~ 味の素フィールド西が丘

台風19号被災地への募金活動

 11月6日(水)から8日(金)の3日間、令和元年度台風19号の被災地へ向けた募金活動を行いました。生徒会執行部で企画・運営を行い、登校時間に正面玄関にて実施しました。
草津東高校生の多くの支援の結果、20,814円の義援金が集まりました。この義援金は7月に行った学園祭の模擬店の収益と合わせて、草津市社会福祉協議会を通じて被災地に寄付を行いました。

普通科・体育科 学校見学会

 11月9日(土)に、本校にて学校見学会を実施しました。
 午前、午後の2部制で、中学生487名、保護者308名のご参加をいただきました。 当日は、参加者の皆さんに校舎内を自由見学していただき、希望者には学校説明会や当日活動している部活動を見学していただきました。 また、生徒会によるスタンプラリーや質問コーナー、吹奏楽部や軽音楽部による中庭コンサートも実施し、多くの参加者で賑わいました。 
当日は好天に恵まれました 吹奏楽部によるコンサート 中庭の様子

3年理系クラス 会社訪問

石原産業 中央研究所 会社見学

3年理系クラス(3年8組・9組)の生徒が、本校(草津東高校)に隣接する『 石原産業 中央研究所 』を訪問し、会社見学をしました。
新しい化学成分の有効性を実験し、農業生産の効率化や自然界への環境負荷の度合いなどを具体的に研究する様子を見ることができました。 高額の分析機(NMR:核磁気共鳴装置)や、植物の各種感染症や害虫に対する薬品効果、水生生物などへの環境負荷実験など、 研究所ならではの高度で緻密な実験・観察を目の当たりにすることができました。 今回の訪問で、理系大学への進学を目指す各生徒はより現実的なイメージをつかむことができました。
また、見学後に本校生徒から積極的に質問がなされ、多くの研究員の皆様から応答をいただくことができました。 この場をお借りして、『 石原産業 中央研究所 』の皆様に改めて感謝申し上げます。
概要説明を受ける様子 研究室前での講義 質疑応答の様子


生徒会役員立会演説会・投票が行われました(10月3日)

 本日6限目に、生徒会役員改選による立会演説会および投票が行われました。最初に体育館において推薦人による応援演説、立候補者による演説が行われました。その後教室に戻り、投票となりました。主権者としての意識を高めるため、投票は草津市選挙管理委員会より記載台および投票箱をお借りし、実際の選挙さながらに実施しました。
 選挙を身近なものと意識し、関心を高めるきっかけにもなりました。

立候補者による立会演説 記載台で投票用紙に記入 投票の様子

2019年度 修学旅行

 9月24日(火)より3泊4日の日程で、本校2年生が修学旅行で北海道を訪れています。 現地の様子について以下に順次掲載していきます。 

4日目

〔行程〕小樽市内班別研修(AM)→新千歳空港→中部国際空港/神戸空港→滋賀県

 修学旅行四日目の午前は小樽散策。北海道を代表する銘菓店が軒を連ね、運河の傍にはレンガ造りの倉庫が立ち並びます。滋賀とは異なるノスタルジックな雰囲気を感じながら、アイスクリームや海鮮など、北海道ならではのグルメも堪能しました。
 
小樽散策 さよなら北海道

3日目夜

学年レクリエーション!

 3日目の夜は学年レクリエーションを行いました。修学旅行委員の皆さんが、この日のために打ち合わせを重ね、準備をしてくれました。
 最初の種目はチーム対抗のリレーですが、走者の足下を見ると…スリッパを履いています!バトンのかわりにスリッパをつないでいく「スリッパリレー」で、チームの団結力が強くなりました。
 2種目目は「狩歌」(かるうた)。円の中央には様々な曲の「サビ」の歌詞が書かれている画用紙が、「札」として置かれています。流れてくる音楽を聞いてその歌が何か分かったら、中央の札を取りに行くというルールです。曲がほんの数秒流れただけで次々と札が取り上げられ、大いに盛り上がりました。
 3種目目「唯一無二」の様子。お題から連想されるものを、他の人とかぶらないように答えるゲームです。なかなか難しい!
 ラストの種目「三択クイズ」。北海道にちなんだ問題が出題されました。修学旅行期間中は各号車にバスガイドさんがついてくださいましたが、そこでのお話がヒントになったという人もいたかもしれません。
夜は学年レクリエーション 「スリッパリレー」 「狩歌」
「狩歌」(かるうた) 「唯一無二」 「三択クイズ」

3日目

〔行程〕札幌市内・郊外クラス別研修(AM)→ルスツリゾート自然体験(PM)→ルスツリゾートホテル(泊)

 3日目も好天に恵まれました。午前は札幌市内や校外においてクラスごとに選択した研修を行いました。各クラスの研修内容は以下の通りです。
  白い恋人パーク(3・7・8組)、羊ケ丘展望台(2・5組)、カーリング体験(1・4組)、
  円山動物園(6組)、大倉山ジャンプ競技場(9組)
<カーリング体験>
 はじめは氷の上で立つことも難しく、テレビで観戦していたときのようにうまくはいきませんでしたが、何度かトライするうちにストーンを投げられるようになりました。
<円山動物園>
 広大な敷地内をめぐり、動物に癒されました。
<大倉山ジャンプ競技場>
 実際に飛んでいる人の姿を見ることができました。大迫力でした。
<白い恋人パーク>
 おみやげを買ったり、おいしいお菓子を楽しんだりすることができました。
<羊ケ丘展望台>
 広大な景色を楽しんだり、有名な像の前では、みんな写真を撮っていました。

 午後はルスツリゾートにて自然体験学習を行いました。
 体験内容は、ラフティング、マウンテンバイク、リバーカヌー、乗馬、ボルダリング、アイス作り、ジャム作り、生キャラメル作り、レザーワークです。それぞれで貴重な体験ができ、充実した時間を過ごすことができました。
カーリング体験 円山動物園 大倉山ジャンプ競技場
白い恋人パーク 羊ケ丘展望台 リバーカヌー
乗馬 生キャラメル作り ボルダリング

2日目

〔行程〕富良野周辺個人選択研修(AM)→札幌市内自主研修(PM)→ホテルエミシア札幌(泊)

 早朝から各部活動が自主練習をしています。凛とした空気の中で、大自然の中で朝日を見ながら体を動かすのも、修学旅行の醍醐味です。
 2日目の天気は晴れ、全員元気にホテルを出発しました。 午前は選択研修で、ベア・マウンテン、ファーム富田、旭山動物園、上富良野トリックアート美術館、四季彩の丘の5つのコースに分かれて活動です。
<旭山動物園>
 風が強く気温は14度とやや肌寒い状況でしたが、かわいい動物たちに癒されました。
<ファーム富田>
 色鮮やかな花が広大な敷地いっぱいに広がっており、皆何枚も写真を撮っていました。
<四季彩の丘>
 どこまでも続く雄大な景色と花々を堪能しました。

 午後は札幌市内自主研修です。班ごとに事前に立てた計画をもとに、札幌の街を散策します!
ホテルの近くにはリスや鹿がいました 朝日を受けながら、自主練習! 旭山動物園
ファーム富田 四季彩の丘 札幌に無地到着しました

1日目

〔行程〕南草津・彦根駅 → 中部国際空港 → 新千歳空港 →さけのふるさと公園→道の駅自然体験しむかっぷ→新富良野プリンスホテル(泊)

 1日目は3団に分かれ、中部国際空港から新千歳空港に向かいました。本日の北海道は快晴、気温は24度です。到着後、Ⅰ団(1組、2組、6組)はさけのふるさと公園で、昼食休憩をとりました。 道中の占冠(しむかっぷ)では気温21度、少し肌寒くなってきました。その後、新富良野プリンスホテルに予定通り到着しました。到着後はニングルテラスを散策し、夕食の後はクラス対抗のレクリエーションを実施しました。声援や拍手が飛び交い、大いに盛り上がりました。
中部国際空港より北海道へ 修学旅行、みんな元気にスタートしました さけのふるさと公園にて昼食
良い天気になりました 自然体験しむかっぷにて ニングルテラス散策
レクリエーションの様子

体育科 学校説明会

 9月7日(土)に本校にて体育科学校説明会を実施しました。
 当日は中学生203名、保護者154名のご参加をいただきました。本校教員より、体育科の概要・特徴を説明した後、進路に関する情報提供や入試に関する説明を行いました。体育館での説明の後は、15のグループに分かれて施設を見学していただき、一部の部活動になりますが体験入部も行いました。 
体育科の概要説明 施設見学(トレーニングルーム) 体験入部の様子

3年生体育科 富士登山・アウトドアスポーツ実習(2019年8月27日~29日)

 8月27日(火)~8月29日(木)2泊3日の行程で、体育科3年生40名が、富士登山・アウトドアスポーツ実習に参加しました。

3日目

 3日目の29日(木)の午前は、2班に分かれてゴルフとアーチェリーの実習を行いました。最終日は天候にも恵まれ、全日程を無事終えることができました。実習最後の昼食をとり、午後につま恋リゾートを出発して、夕方4時30分に帰校しました。
 高校3年間の集大成となる富士登山・アウトドアスポーツ実習は、自然の厳しさを肌で感じながら仲間と励まし合い、チャレンジする良い機会となりました。様々なスポーツに親しむこともでき、有意義な時間となりました。
アーチェリー実習の様子 得点を競い合います ゴルフ実習の様子
自然を感じながら有意義な時間を過ごしました

2日目

 2日目の28日(水)は、午前5時前に起床し八合目「元祖室」から御来光を拝む予定でしたが、悪天候のため残念ながら拝むことができませんでした。午前6時から朝食をとり、午前7時より五合目を目指して下山を開始しました。五合目まで向かう途中、強い雨風もありましたが、弱音も吐かずよく頑張りました。約3時間かけて五合目に到着し、その後はバスで次の目的地、つま恋リゾートへ向かいました。
五合目まで下山開始 雨風が強くなる中、めげずに頑張ります 無事、五合目に到着しました
 つま恋リゾートへ移動した後は、パターゴルフを体験しました。富士登山の疲れを感じさせないほどの盛り上がりでした。また、夜はキャンプファイヤーを実施する予定でしたが、日中の悪天候の影響により予定を変更し、イベントホール内で軽スポーツ大会を実施することになりました。
パターゴルフ体験 疲れを感じさせない盛り上がり 疲れた身体をほぐします

1日目

 1日目の27日(火)は、富士山五合目に向けて早朝に学校を出発しました。到着後、午後3時頃から八合目にある山小屋「元祖室」を目指して登山を開始し、約4時間半かけて到着しました。七合目付近からは、雨風に打たれながらも全員無事に八合目まで登りました。その後、夕食、仮眠をとり午前3時頃から山頂を目指す予定でしたが、現地の悪天候により安全を第一に考えた結果、断念することとなりました。
 朝まで山小屋で休憩し、7時から下山します。
富士山五合目で集合写真 いよいよ登山開始 登山道を前にガイドの方からレクチャーを受けます
七合目付近 少し休憩して「元祖室」を目指します 八合目付近
無事到着、夕食はカレーライスです

オーストラリア海外研修(2019年8月17日~24日)

 8月17日(土)~8月24日(土)の期間、7泊8日の日程で、2年生の希望生徒が、オーストラリアのケアンズ市郊外にあるクイーンズランド州立ゴードンベール・ハイスクールで、ホームステイをしながら語学研修等に参加しています。 以下は、本校引率教員からの現地の様子についての報告です。

第6日目(学校研修最終日)

 本日は学校研修最終日でした。登校してバディと話をしてる生徒たちから“l don’t want to go home” “ It’s the last day. I’m sad”などの声が聞こえ、研修が充実していたのだと感じました。
 昼食の時間にはfarewell lunchを現地の先生方と生徒に準備していただき、美味しい料理を食べながら、バディとの会話を楽しんでいました。初日のwelcome lunchの時はまだ打ち解けていない様子もありましたが、今日は自分のバディとはもちろんのこと、友人のバディとも談笑してる様子が伺え、ほんの数日で距離を縮める彼ら彼女らに驚かされました。 またパーティの最後には、現地校の研修担当主任の先生からfarewell speechをいただき、「礼儀正しく、現地生徒の模範となる生徒を受け入れることができて光栄でした。ぜひ来年も来てください。」との言葉をいただきました。 そして、それぞれの生徒にcertificate(本研修への参加証明書)とプレゼントを手渡していただき、生徒たちは予期せぬお土産を受け取りとても喜んでいました。
 放課後には、バディと別れを惜しむ姿があちらこちらでありました。互いにプレゼントを交換したり、抱擁を交わし写真を撮ったり、連絡先を交換したりと、帰国してもずっと交流を続けていく仲になった様子が伝わりました。
 明日は研修最終日です。お世話になったホストファミリーと別れ、日本に戻ります。
この数日で距離が縮まりました 参加証明書をいただきました

第5日目

 本日はキュランダ村へフィールドワークに出かけました。スカイレールと呼ばれるロープウェイに乗り、世界遺産の熱帯雨林を上から眺めながら、キュランダまで途中下車をし、熱帯雨林を通る遊歩道を歩いて植生を観察したり、壮大な滝の眺めを楽しみました。こちらに着いてからはずっと天気も良く、本日も素晴らしい天候に恵まれスカイレールの旅を楽しむことができました。 キュランダ村では、昼食、買い物、散策を各々楽しんでいました。お世話になっているホストファミリーやバディへのお土産を探している生徒も多くいました。
 さて、いよいよ明日は学校研修最終日です。バディや先生方との最後の時間になります。加えてホストファミリーと過ごす最後の夜になります。これまでの研修を振り返りながら、自分の言葉で感謝の気持ちを伝えてほしいと思います。
スカイレールにてキュランダヘ 目の前は壮大な滝 好天に恵まれました
スカイレール前にて キュランダ村での昼食

第4日目

 研修4日目の本日は、オーストラリアの文化を堪能した1日でした。体育の授業では“footy”と呼ばれるオーストラリアで最も人気のあるオーストラリアンフットボール、そしてクリケットを体験しました。footyでは楕円形のボールを手で、そして足で扱うのが難しかったようですが、とても楽しそうに参加していました。クリケットでは、ボールをバットに当てることに必死で、ようやく当てても走るのを忘れてしまう生徒が多くいましたが…爽やかな天気の下、壮大な背景を眺めながらスポーツを楽しむことができました。
 スポーツ文化を楽しんだ後は、NADOC WEEKの一環で再びアボリジニーの伝統的なダンスを鑑賞し、今回は実際に男子生徒たちがダンスを体験しました。女子生徒たちはアボリジニーのフェイスペインティングを体験し、まさにアボリジニーの文化を肌で体感させてもらいました。
 さて学校研修も残り2日となりました。生徒たちは「だいぶ英語に耳が慣れてきた」「言いたいことを積極的に言えるようになってきた」など、変化を口にする生徒が増えてきたのと同時に、明らかに表情も初日に比べると明るく、不安が消えているのを感じます。 明日はフィールドワークです。世界遺産の熱帯雨林の村、キュランダに行きます。日本では経験できないことを経験し、自然環境の保全について考えるきっかけになればと思います。
オーストラリアンフットボール“footy” クリケット アボリジニーのダンス体験

第3日目

 今日は午前中に授業を2時限、午後に2時限受けました。scienceの授業では、先住民族が用いていた火起こしに挑戦しました。残念ながら、煙が立ちのぼるだけだったようですが… 休み時間にはバディと話をしたり、他の現地生徒たちとゲームをしたりと、現地の学校生活に早くも慣れている様子も伺えます。生徒たちから話を聞いても、「バディと連絡先を交換しました!」「昨日家族と星を見に行きました!」「今日の放課後、買い物に連れて行ってもらいます!」などいろいろエピソードを教えてくれ、バディやホストファミリーとも良好な関係を築けている生徒が多いように思います。もちろん少しずつ少しずつ関係を築いていく生徒もいますので、声掛けを続けていき、様子を見守りたいと思います。
 明日から研修後半戦です。
 なお、本校のホームページにて、研修の写真を後日アップさせていただきます。ぜひご覧下さい。
バディと共に 交流を深めました 現地の生活にも慣れてきました
火起こし

第2日目

 現地研修2日目の本日は、朝からスクールバディと対面した後、彼ら彼女らに校内を案内してもらいました。昨日のホストファミリーとの対面式同様、生徒たちは緊張していましたが、バディと対面し、自己紹介をしているうちに笑顔になり、楽しそうに校内を見学していました。 その後は welcome lunchに招かれ、用意していただいた食事を食べながら、バディとさらに親交を深めました。 そして午後にはアボリジニーの伝統的ダンスを見ることができました。(毎年この時期にオーストラリア全土で NADOC WEEK と呼ばれる先住の歴史、文化、功績をたたえる特別週間があり、その一環として) また初めての授業も体験しました。特にさまざまなゲームを体験した授業が楽しかったようで、笑いが溢れる時間となりました。
 早くも日本に帰りたくないと言う生徒、自分の殻を破ろうと頑張っている生徒、こちらの生活文化に馴染むのにもう少し時間が必要に思われる生徒もいて、反応は様々ですが、間違いなくここでしか出来ない貴重な経験をしています。
2日目が始まりました スクールバディと対面 校内案内していただきました
welcome lunch 緊張も解けてきました バディと親交を深めました
授業の様子

第1日目

 飛行機の遅延はあったものの、無事に空港に着くことができました。生徒たちは疲れも残っている様子でしたが、日本とは違う涼しい爽やかな天気を肌で感じ、オーストラリアにやっと来た!という実感を持ったようでした。
 現地研修初日の本日は、観光メインの1日となりました。午前中はリゾート地の海辺を散策したのち、オーストラリアの動物と触れ合うことのできる園を訪れました。コアラを抱っこしたり、クロコダイルのボートツアーを体験したり、悲鳴をあげながら蛇を首に巻いて記念撮影したりと楽しんでいました。午後からはケアンズ市内を自由散策し、買い物や散歩を楽しみました。 そしていよいよホストファミリーとの対面。全員が緊張した様子で、ホストファミリーの到着をまだかまだかと待っていました。最初の家族が来てから30分間ですべての生徒が家族との対面を終えました。どの家族も生徒たちよりも対面を喜んでくれ、生徒たちの表情も明るくなり、笑顔で帰っていく姿が印象的でした。
 明日からは現地校研修が始まり、先生方やスクールバディとの新たな出会いが待っています。毎日が新しいことの連続ですが、受け身にならず何にでも「TRY」していけるよう背中を押していきたいと思います。
空港到着 海辺散策 ボートツアー
ホストファミリーとの対面

令和元年度 普通科 学校説明会(8月9日)

 「栗東芸術文化会館 さきら」を会場に、普通科学校説明会を実施しました。 当日は2000名近くの中学生・保護者にご来場いただきました。
 吹奏楽部と軽音楽部によるオープニングパフォーマンスのあと、本校教員より、学校の概要や特徴、進路状況や入試にかかわる情報について説明しました。 また、本校生徒会長の話や、学校紹介ムービーなどをご覧いただきました。 9月7日には、本校にて体育科の説明会を行います。参加申込は終了していますが、こちらも多くの中学生が参加する予定です。
アンケートより:
・吹奏楽部と軽音楽部によるオープニングの演出がとてもかっこよく迫力がありました。
・パワーポイントによる説明が分かりやすく、生徒会長さんの経験談はとても参考になりました。
・文武両道という学校の特徴が分かり、自分を高められる学校で、とても魅力的に感じました。
吹奏楽部と軽音楽部によるオープニングパフォーマンス 学校長による挨拶および説明 生徒会長による学校行事等の紹介

全国大会の表彰と壮行会が行われました(7月19日)

 令和元年度1学期の終業式の後、先月札幌で行われたソフトテニス「ハイスクールジャパンカップ・シングルスの部」でベスト8となった武田彩佳選手が表彰されました。その後、インターハイに出場する男女剣道部、男子アーチェリー部、陸上部、女子ソフトテニス部、体操部 および全国総文祭に出場する放送部の壮行会が行われました。剣道部主将が決意表明をしたあと、生徒会長が激励の言葉を述べました。
全国5位の武田さんの表彰 剣道部主将による決意表明 全国大会に出場する生徒に拍手!

2年体育科 遠泳実習(2019年7月10日~11日)

第2日目

遠泳実習2日目 本日、大遠泳を実施しました。約1.8kmの距離を1時間35分かけて、全員完泳しました。
入水前の準備運動。 ゼリーでエネルギーを補給しています。 円陣を組み、士気を高めます!
スタッフも万全の救護体制で臨みます。 隊を組み、縦横の列を合わせて沖へ向かいます。 バディを組んで入水です。いよいよ大遠泳のスタートです。
隊を組み、縦横の列を合わせて沖へ向かいます。 列を乱さず、落ち着いて泳いでいます。「エーンヤコーラー」 まもなく岸に到着です。最後まで列を乱しません。
やっとの思いで、岸に到着しました。 人員確認、バディ! 無事戻りました。 吉澤校長より、講評のあいさつ。「全員完泳できました。おめでとう!」「支えてくださった皆さんに感謝!」
記念撮影

第1日目

今日から2年生体育科の遠泳実習が始まります。
開校式で校長から体育科へ科旗が渡されました。 国民休暇村に到着。今日と明日、このビーチにお世話になります。恒例の清掃活動。 いよいよ入水、その前に準備運動。
トレーニングもします。 1回目の入水です。 スタッフ集合。
今から小遠泳です。 隊列を組んで入水です。。 約40分間泳ぎ、戻ってきました。
人員確認、無事終了。 最後に集合写真。明日はいよいよ遠泳です。

2019年 学園祭(2019年7月2日~5日)

第1日目(文化祭1日目)

例年より遅い梅雨入りで天気が心配でしたが、幸いにも雨に降られることなく、プログラムを終えることができました。模擬店や教室での展示、有志による発表など、初日から見所満載の1日目でした。明日以降も何とか晴れてくれることを祈りましょう!
オープニングは毎年恒例の吹奏楽部。 東コレ。団全員でアピールタイム。 1・2年生もしっかりレスポンス!
1年生合唱。9組。トップバッターの緊張をはねのけて、歌声を披露してくれました。 3組。アカペラから始まる歌唱に、会場中が聴き入っています。 2組。曲目は「空も飛べるはず」。一体感を感じさせるパフォーマンスでした。
4組。本日のラストです。指揮に合わせ、伸びやかな歌声を披露してくれました。 この後は有志発表。歌や、アコースティックなど、今年も多くのグループが参加しました。 ダンスを披露するグループも。動きにキレがありますね。どのグループも完成度が高いです。
中庭に人が集まり始めました。 さぁ、頑張って作ります。 慣れるまではなかなか難しい。
思わず何かを入れたくなるゴミ箱。 ゴミ箱その2。工夫が光ります。 調理頑張ってます!素敵な笑顔。
おいしそう! 思わず笑顔がこぼれるおいしさです。 良い匂いが食欲をそそります。
フェアトレードのコーヒーを販売。 SDGs!世界に目を向けるきっかけに。 科学部。液体窒素を使った実験です。
クロスワードに挑戦してみよう。 草東生のオススメ本がずらり。 書道部。凜とした空間です。
ゴーグルをつけると不思議なことが。 「おいで……」 本格的なお茶が味わえます。
立ち居振る舞いが素敵。 明日は2年生の展示を紹介します。 明日からも晴れますように。

第2日目(文化祭2日目)

文化祭2日目は軽音楽部、ESS部の発表で始まりました。その後、昨日に引き続き1年生の合唱コンクールが行われ、どのクラスも練習の成果を発揮してくれました。天気も崩れることなく文化祭が幕を閉じました。明日からは体育の部となります。
軽音楽部の演奏で2日目スタート。 グループが入れ替わり演奏を披露します。 ESS部の発表。日頃の活動の成果を披露してくれました。
1年生合唱。本日のトップバッターは8組「WINDING ROAD」。 7組「まちがいさがし」クラスが一体となっています。 5組「笑顔のループ」どのクラスもレベルの高い合唱です。
1組「福笑い」みんな気合が入っています。 コンテスト最後は6組「今、咲き誇る花たちよ」。 軽音楽の有志発表。迫力ある歌声、演奏を披露してくれました。
2年生は教室発表です。1組「ATHLETE PARK」 2組「HUNNY HUNT」 3組「スピードマスター~天下橙一の道~」
4組「Bet your Life ~禁断のカジノ~」 5組「カッパの溜まり場」 6組「2番地6丁目横丁」
7組「不思議な魔法プッチミニミニ」 8組「脱獄」 9組「マリオの世界にイッテQ」

第3日目(体育祭1日目)

 体育祭一日目の種目は「団パフォーマンス」、「草東チャレンジ」(なわとびや玉入れ、馬跳び、二人三脚など、8つの種目を織り交ぜた団対抗レース)、「みんな俺(私)について来い!」(団を代表する11名の選手によるリレー。※先生も走りました!)、「大縄飛び」(クラス対抗)です。
各団それぞれ、チームメイトに向けて熱い声援を送りました!
みんなでしっかりラジオ体操。 選手宣誓。団長が団旗をかかげます。 生徒会の皆さん、運営ご苦労様!
黒団。大胆なデザインの衣装は、見る角度によって雰囲気が変わります。 ばっちり決まりました。 橙団。楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
伸びやか!動きが大きいと映えますね。 黄団。演技の後半で女子の衣装が変化します。 黄色のワンピースになりました。お見事!
桃団。男子の衣装の背中の部分には、大きな桃がついています。 キュートな衣装ですが、パフォーマンスはキレキレ! 空団。桃団に続き、キレのあるパフォーマンスでした。
個性的な振り付けが光ります。 青団。最後はみんなでしっかり決めました。 深みのある青色の衣装が、団テーマとも合っていますね。
紫団。皆の動きがよく合っています。 えいっ! 緑団。大ジャンプでフィニッシュ!
所々での見せ場の作り方がうまい!思わず撮りたくなる1シーン。 赤団。小物まで手が込んでいますね。集団行動もかっこよかったです。 団パフォーマンスの最後を締めくくってくれました。
熱中症にご注意!救護係のみなさんです。 息ぴったり。次の人へバトンを託します。 みんな器用!
団長全員で仲良くゴーーーール♪ 大縄飛び。最初はなかなか難しい。 全員で呼吸を合わせてジャンプ!

第4日目(体育祭2日目)

 体育祭二日目の種目は「綱引き」、「綱取り」、「クラス対抗リレー」(クラス全員が走ります)、「閉会式・草東祭結果発表」です。この4日間は奇跡的に雨に降られることもなく予定通り進行できました。最後には各団長から生徒会長へのサプライズもあり、温かい気持ちで学園祭を終えることができました。生徒会執行部の皆さま、ご苦労様でした!
本日最初のプログラム「綱引き」。紫団vs黄団 青団vs緑団 応援にも熱が入ります!
赤団vs黒団 空団vs橙団 桃団vs紫団
決勝は黒団vs紫団。どちらも気合が入っています。 綱引きは紫団優勝! 引き続き「綱取り」。自分の陣地に綱を引き入れます。橙vs赤
黒団vs空団 緑団vs黄団 紫団vs青団
桃団vs赤団 決勝は青団vs空団。応援も盛り上がります。 学年別「クラス対抗リレー」。2年生のスタートです。
トップの紫団がバトンをパスします。 続いて1年生スタート。 最後まで全力でゴールイン!
ラストは3年生。どの団も最後まであきらめません。 4日間の日程が終わり、表彰式。総合優勝おめでとう! 各団長から生徒会長へ感謝の言葉と寄せ書きを贈ります。

平成31年度 校外学習(4月24日)

1年生 名古屋方面

 第1学年は、名古屋港ガーデンふ頭、名古屋港水族館に行きました。行き帰りのバスの中ではおしゃべりに花が咲き、どのバスも大いに盛り上がっていました。
 現地では、シャチやイルカのショーを楽しんだり、クラスメートと昼食を食べたりしながら、友好を深めることができました。これをきっかけにクラスの団結力が深まり、大変有意義な一日になりました。
 

2年生 神戸自主研修

 2年生は「私たちの身近なSDGs」をテーマに自ら課題を設定し、神戸にて班別自主研修を行いました。「神戸」と「自分たちの興味・関心」、そして「SDGs」を関連させ、フィールドワークを行った結果を探求レポートにまとめるということが今回の研修の目標です。
 南京町、北野異人館、メリケンパーク、神戸ポートタワーなど、見所が満載の神戸。当初は、そんな神戸とSDGsを関連させることに難しさを感じる生徒もいましたが、SDGsについて学び、自分ごととして捉えようと意識を変えていく中で、SDGsは意外にも、自分たちの身近な場所に存在することを実感できたのではないかと思います。
 班で作成したレポートは現在、各教室の廊下に掲示し、他班の取り組み内容を自由に閲覧できるようになっています。他班のレポートを読み、「こんなところにもSDGsが!」と楽しみながら学べる機会になればと思います。
 さて、今年度は北海道への修学旅行を控えている第2学年。有意義な修学旅行となるよう、今回の経験を活かしていきましょう。  

3年生 ナガシマスパーランド・アウトレットパーク:ジャズドリーム


 3年生は三重県にある『ナガシマスパーランド』および隣接する『アウトレットパーク:ジャズドリーム』を訪れました。 やや肌寒く、断続的に小雨が降るあいにくのお天気でしたが、様々なアトラクションに乗り込んだ生徒からは、元気な絶叫がこだましていました。 『ジャズドリーム』では、様々なショップを尋ね歩き、各グループでおいしい昼食に舌鼓を打っていました。
 最上級生に進級し、勉学と部活動の両立で少し疲れた表情をしていた生徒たちも、この日ばかりは高校生らしいハツラツとした笑顔にあふれていました。 今後の草東祭など、自分たちがリーダーとして学校全体を牽引する場面も増えますが、今回の校外学習を通して深め合ったチームワークで 乗り越えてほしいです。  

〔総合的な探究の時間〕SDGsについての講演会(4月12日)


 1年生の「総合的な探究の時間」のスタートにあたり、上田洋平先生(滋賀県立大学)と戸田直弘さん(守山漁業組合)をお迎えし、本校の学校経営で取り組んでいるSDGsについての講演会をしていただきました。
 SDGs(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS/持続可能な開発目標)とは、人類が安定してこの世界で暮らし続けるために、国際社会が取り組むべき17の目標のことです。自分の興味・関心とSDGsを関連させて、進路についてしっかり考える3年間にしてほしいという校長からのメッセージではじまり、SDGsと滋賀県とは非常に親和性が高く、SDGsは琵琶湖の環境問題の解決に向けて重要性が高いことを、上田先生から説明していただきました。一方向的な講義形式ではなく、生徒が活動したり、友人同士で考えを共有したりする時間を通して、生徒が学びを深める様子が見られました。今後も環境問題はもちろん、その他のSDGsの目標についても、広く学ぶ機会を設けています。

 また、戸田さんには琵琶湖の漁業について説明していただきました。戸田さんは普段、魚を「捕る」だけではなく、「逃がす」こともされているとのことでした。売れる魚だけを捕り、網にかかった売れない魚は逃がします。魚を逃がすことは琵琶湖の生態系を守ることにつながり、まさにこれこそがSDGsの実践であるとのことでした。
 
上田先生によるSDGsの説明 ワークシートに考えを記入 戸田さんによる漁業の説明

中庭コンサートを実施しました

 4月12日(金)から翌週にかけて、吹奏楽部による中庭コンサートが昼休みに行われました。中庭でお弁当を食べる生徒や、渡り廊下に鈴なりになったたくさんの生徒がコンサートを楽しみました。
 草津東高校では年に数回、吹奏楽部と軽音楽部が中庭コンサートを開いています。
 

平成31年度 入学式を挙行しました (4月8日)

 校庭の桜が咲き誇る中、第42回入学式を本校体育館で挙行しました。新入生として、普通科に320名、体育科には40名が入学しました。
 入学式では、学校長式辞に続き、入学生代表宣誓が行われ、これから始まる3年間の高校生活への決意を新たにしていました。
 入学式後は、それぞれの教室に入り、担任より学校生活の概要等について説明を受けました。

学校長式辞

 柔らかな春の日差しの中で桜も満開になり、今日の日を祝福しているかのように感じられるこの佳き日に、ご来賓のご臨席、ならびに多数の保護者の皆様のご列席を賜り、平成31年度 滋賀県立草津東高等学校第42回入学式を盛大に挙行できますことは、本校にとりまして大きな喜びとするところでございます。高壇からではございますが、心より厚く御礼申し上げます。ただ今、入学を許可しました360名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
 本校は、昭和53年の開校以来、「誠実、自主、創造」を校訓とし「文武両道で明日をつかむ!」をスローガンに飛躍してきました。体育科と普通科が併設されていることを活かして、心豊かな人間性を培い社会に貢献できる人を育成する、活気あふれる学校です。
 皆さんが付けている校章にあります3つの円は、それぞれ「知・徳・体」の調和のとれた発達を、また、これらの組み合わせは生徒相互の「切磋琢磨」を示しており、本校生徒の姿をイメージしたものです。 今日から、この校章を身につけて、草津東高校の一員としての第一歩を踏み出してください。
 さて、今、皆さんのまわりの社会や世界の情勢に目を向けますと、情報化やグローバル化が伸展し、私たちの生活や社会、仕事や産業の在り方が急激に変化してきました。環境の変化や気候変動、資源の枯渇、平和と共生など、持続可能な社会の実現に向けて、地球規模で解決しなければならない課題が山積しています。
 このような変化の激しいこれからの時代を、若い皆さんが逞しく生きていくためには、高校でどのような資質や能力を身につけなければならないのでしょうか。そのために、本校では、昨年度から「SDGs」の視点を教育活動に取り入れはじめました。SDGsとは、(Sustainable Development goals )を略した言葉で、持続可能な社会の実現に向けて、世界中で考えた17の解決すべき目標のことです。SDGsのキーワードは「誰一人取り残さない」(No one will be left behind.)です。
 皆さんには、これから高校で学ぶことが、身のまわりの生活や社会、そして世界にどのように関係しているのかということを意識して、毎日の学習に主体的に取り組んでほしいと思います。自分は、どのようなことに興味があり、何に向いているのか?そして何ができるのか?常に自分に問いかけ、将来の学問や職業そして社会貢献につながるよう、長期的な展望にたって進路についてしっかり考える三年間にしてください。
 このような世界の情勢に対して、今、国を挙げて教育改革が進められており、新しい学習指導要領がはじまります。そして、それと連動して大学入試制度が変わっていきます。これからは、大学入試をはじめ、あらゆる場面で、確かな学力を基盤とした思考力・判断力・表現力などが求められます。特に多様な考えを持つ人たちと協力して研究や仕事ができるような、コミュニケーション力をしっかり身につける必要があります。
 皆さんは、まず、高校のすべての学習において、基礎・基本となる学力を確実に身につけてください。 そして、学習や部活動、学校行事など様々な活動に取り組むなかで、共に学び合い、高め合い、支え合い、時には異なる意見を戦わせながらも折り合いをつけて共に歩んで行けるような力、すなわち社会性を備えていってください。この先、どのように人工知能(AI)が進化しても人間らしさとしての力である社会性は、集団の中でしか培うことはできません。学校という集団の中で皆さんが学ぶ意義は、ここにあります。失敗を恐れることなく、試行錯誤しながら、本校で体験を重ね、学びを深めてください。
 本校での3年間の学びを通して、皆さん一ひとりが、グローバルな視点に立って”Think Globally、Act Locally” 地球規模で考え、自分の身近なところから主体的に行動して、多様な考えを持つ人たちと共に協力して課題を解決し、持続可能な共生社会を担う人として大きく成長していくことを期待します。
さて、保護者の皆様、お子様は、次世代の主役となって社会を担っていかれる大切な存在です。本校教職員が一丸となって日々の教育活動に全力を尽くす所存でございます。しかしながら、今、子ども達を取り巻く環境は大きく変化し複雑化しております。また、育てる側である私たち大人にとっても、子育てや教育が大変難しい時代になってまいりました。
お子様が、よき大人になるための階段を、一歩ずつ安心して昇って行かれるためには、保護者の皆様と学校が連携して、お子様の心のよりどころとして安全・安心の場となり、心と体の健康を支えていくことが、今まで以上に重要となってまいりました。何とぞ本校の教育方針にご理解を賜り、暖かいご支援とご協力を賜りますよう。お願い申しあげます。
 入学生の皆さん、皆さんは、今、まさに令和の時代が始まろうとしている記念すべき年に高校に入学しました。皆さん一人ひとりの人生において、思い出に残る素晴らし一年になることをお祈りし、式辞といたします。
平成31年 4月 8日
滋賀県立草津東高等学校長
吉澤加寿子